MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

柳英里紗 & 松原菜野花 @ 映画『チチを撮りに』

新宿武蔵野館で映画『チチを撮りに』を見ました。柳英里紗さんと松原菜野花さんカワイイ!

良かったです。勝手に「奇想天外なストーリーなのかな?」と思い込んでいたのですが、笑って泣ける、スタンダードな母と娘の関係を描いたお話かな。柳さんと松原さんが演じる姉妹のやり取りが面白い。いかにもお姉ちゃんと妹って感じで。柳さんはやっぱり良いですね。渡辺真起子さん演じる普通のお母ちゃんはさすがの安定感ですな。上映後の監督と渡辺真起子さんのトークショーの効果もあったんでしょうが、会場は立ち見も出る超満員でした。それも頷ける出来です。なかなか見る機会や劇場が少なそうなので、機会があれば是非。


映画『チチを撮りに』予告編

上映後のトークショーでは、観客からも質問を受け付けていたのですが、その質問内容の高度なことといったら! 俺みたいな「柳さんカワイイ!」な阿呆がうっかり下らない質問をしたら、袋叩きに遭うのではないかと怯えていました。話で興味深かったのが、撮影前に皆で餃子を作ったり、娘役2人でプレゼントを買いに行かせたりしたという話。他の映画とかはよく分かりませんが、撮影期間や予算も少ない中だと、事前にキャスト陣の関係性を作るのかってのは重要なんでしょうね。初対面だった姉妹役の2人にプレゼントを買いに行かせたら、戻ってくるとすっかり姉妹のようになっていたそうですし。

劇中の柳さんの衣装が薄着かつ肌の露出度が少し多めで、ちょっとだけドキドキしていたのは内緒です。

橋本愛 & 相楽樹 @ さよならドビュッシー

映画『さよならドビュッシー』を見ました。橋本愛さんと相楽樹さんカワイイ!

ミステリーってことですが、いわゆるトリックというか謎みたいなのは、“すぐわかる”か“ポカーン”か“後出しじゃんけんすぎるだろ、てか雑”で終わってしまいます。原作は読んでいませんが、文章だとともかく映像だと辛いのかも、ミステリー部分は。その分、後半のモヤモヤ感というか「いやいやいや、まだままなんか怪しいぞ、あの人とかあの人とか、あと思わせぶりなアレとか」みたいなのは良かったですね。怪しい雰囲気というのが出ていて、あれは映画らしい表現なのかなと。ピアノや橋本愛さんのビジュアル、中盤の青春もの的な展開など、ミステリーとして弱いのを青春物として上手いこと成立させ、後半はモヤモヤ感でちゃんとミステリーしていたのかなと。てか、ミステリー部分を完全に消去してしまっても良かったような。ってじゃあ、『さよならドビュッシー』じゃなくなるか。

ビジュアルPHOTOストーリー さよならドビュッシー 橋本愛

ビジュアルPHOTOストーリー さよならドビュッシー 橋本愛

とはいえ、重要なのは橋本愛さんですよ! 美しいしカワイイし。途中、声が潰れていたようだったのは、火傷で呼吸器がやられていたって表現なんですよね。あれがなんか心に響きました。てか、初めから“謎”が分かっている状態の方が、中盤の、もがきながらも幸せそうにピアノに向かっていく光景が美しく見えるような気もします。橋本さんの“美少女”を前面に押し出しながらも、泣き叫ぶシーンなど幅を持たせているのも好印象。相楽樹さんも可愛かったです。あと、ピアニスト役のピアニスト・清塚信也さんの雰囲気も良かった。


橋本愛登場! 「さよならドビュッシー」舞台あいさつ

なんか描写が変だなあと思ったら、もともとはこのピアニストが探偵役のシリーズ物なんですね。とはいえ続編が作られるとも思えないし、あのあたりの描写はバッサリ切っちゃっても良かったような気もするんですよね。まぁ、ラストを原作から改変して、甘いというか救いのある描写にしているらしいのは良かった。じゃなきゃ可哀相すぎるものな。

『キラー・スナイパー』こと『Killer Joe』と、『小悪魔はなぜモテる?!』こと『Easy A』

『キラー・スナイパー』と、『小悪魔はなぜモテる?!』こと『Easy A』を、それぞれDVDで借りてみました。ジュノー・テンプルさんとエマ・ストーンがメッチャ可愛い。

キラー・スナイパー

大変評判が良いのに、劇場公開はおろかセルもなく、DVDのレンタルだけという、不遇な扱いの本作。大変面白かったです。ろくでなし家族に、ダークな殺し屋ジョーがからむ展開。なのですが、このジョーがまた…。主人公の妹・ドティ(設定年齢12歳)に素晴らしく変態に迫るのに驚愕。てか、あの迫り方は正しく変態だよな。クライマックスの盛り上がり?と言って良いのかわかりませんが、ジョーがとにかく凄かった。映画館で見たかったです。あ、間違いなく品行方正で清純派な方は、見ると色々とアレかも知れませんね。エロ満載。フライドチキンを×××××させられるとか。



Killer Joe Official Trailer [HD]: Matthew McConaughey, Emile Hirsch and Juno Temple: ENTV

小悪魔はなぜモテる?!

大変評判が良いのに、劇場公開なしという、不遇な扱いの本作。大変面白かったです。主人公は格好良いんだけど、家族以外、周りが意外とダメなのが良かった。だれも感謝しねえし。てか、アバズレって評判を立てられたら、確かに周りからは軽蔑されるだろうし、図に乗った輩も出てくるわな。日本の高校とかだと、「サセ子」扱いになった、不良とかとつるんでいる訳ではない子がいたとしても、こうは振る舞えなさそう。もっと陰湿な感じになるような。そう言う意味ではアメリカっぽいのかな。


ちなみに、最初に字幕で見た後、日本語吹き替えの方を見てみたのですが、なぜだか、昔を思い出してしまいました。昔、新潟のローカルテレビ局で、こんなような画面の雰囲気や吹き替えの映画を、深夜に見ていたなぁって。

じっとディジュリドゥを見て聞いていました | フラッシュバックメモリーズ 3D

新宿バルト9で映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』を見てきました。東京国際映画祭で観客賞を受賞するとともに、前田敦子さんが見て感動したことをツイートしたことでも話題になった?作品ですね。前田さんのツイートを見ていなかったら、この映画を見なかったかも。多少は、僕みたいに「前田さんのツイートを見たから」見に行った人もいらっしゃるのではないでしょうか。

松江哲明監督の作品は初めて見ましたし、GOMAさんのこともディジュリドゥもまるで知りませんでした。ですが、前出の評判と、バルト9での上映が押すな押すなの大盛況だということで、慌てて見に行くことに。

で、実際、慌てて見に行って大正解でした。超オススメです、本作。ドキュメンタリーではあるのですが、映像の主軸はGOMA & JUNGLE RHYTHM SECTIONによるライブ映像、それにGOMAさんや奥さんの日記の文章や過去の映像が背景だったり前面に浮き上がったりしてました。いわゆるインタビュー映像って無かったんじゃ無いかな? なので、基本的にはずっとGOMAさんのディジュリドゥの演奏を見る・聞く訳です。そのディジュリドゥの音が身体というか胸に響くのがたまらなく心地よかった。楽器の特性もあるのでしょうが、映画館という、大きな音が出せるけど、自分自身は踊ったり出来なくてじっと座るしかない空間だからこそ、じっとしている自分の身体に音が響いてくるんでしょうか。 そして音楽とともに映像もじっと瞳孔を開けて見入ってしまうというか。ほぼ口頭での台詞無しで映像と文章で示されるGOMAさんの想いにも感動しましたし、それとともに演奏や音に感動してました。ずっとこれを見続けたいって思いましたし。とりあえずiTMSあたりでGOMAさんの曲を探し始めています。いや、CDの方が良いのかな? とにかくオススメです。


映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編

あ、3Dに関しては、ライブ中の映像の立体感が感じられて良かったです。演奏している人に対して楽器が手前にあるってのが見て取れましたし。あと、背景から浮き上がるGOMAさん達や文章が印象的でした。なんて思っていたら、最後にGOMAさんがディジュリドゥを画面側に向けて振り回しながら演奏し始めてビックリしました。スクリーンからディジュリドゥが飛び出してくる感覚。分かってはいるんですが「自分の顔にぶつかるんじゃないか」って錯覚してました。あれはまさに3D。

優希美青さんの出演する映画の話

空飛ぶ金魚と世界のひみつ

タレントスカウトキャラバンGPの優希美青さん主演の映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』、佐津川愛美さんや佐藤仁美さんも出演するので、ホリプロが制作に関わっているのかな? ただ、“NPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡”主催のいわゆるご当地映画ってのが強烈に不安です。どうも、あまり大がかりでない類のご当地映画って、アレな出来が多いですからね。まぁ、大がかりでも『君が踊る、夏』みたいな…

ま、似た成り立ち?のタレントスカウトキャラバン出身の足立梨花さん・入来茉里さんが出演した映画『愛流通センター』が安っちいながらもなかなか面白かったので、決めつけはいかんですね。『愛流通センター』は水橋研二さんが起用されていましたが、『空飛ぶ金魚と〜』はそのあたりの役回りが佐藤仁美さんとか佐津川さんになるのかな? そういや、『愛流通センター』を見たのは今は亡きQ-AXシネマか。

乙女のレシピ

優希美青さんの出演するまた別の映画『乙女のレシピ』もご当地映画か。まぁでも金澤美穂さんが主演、他に城戸愛莉さん・秋月三佳さん・渡辺恵伶奈さんとなかなかキャストがカワイイし、少しは期待できるのかも?

我妻三輪子 @ しんしんしん

渋谷のユーロスペースで映画『しんしんしん』を見ました。我妻三輪子さんカワイイ!

見る前

パンフレットの写真とかの暗ーいイメージで、しかも上映時間が135分‎‎と2時間越えという長尺*1、しかもユーロスペースのレイトショーなので「あぁ、なんかしみったれて、ストーリーもあるんだか無いんだか分からない感じの、自省的でジメジメした映画なんだろう。まぁ三輪子さんが出演しているんだから仕方ない見るか」と腹をくくって見に行きました。なんといっても三輪子さんですからね。見ないという選択肢はとりづらい。だって可愛いもん。まぁ、キネマ旬報のレビューも微妙な評価だったし。

見た後

なかなか面白かったです。まずちゃんとストーリーがあり、映画内で出てくる事柄がそれなりにあったので「“イメージ映像風の、キレイだけど内容のない映像”をボーッと見続ける羽目になる」のがあまり無かったのが良かった。それでも少し長いなとは感じましたし、ラストはなんかダラダラした感じもありましたけどね。

序盤のやり取りも悪くないけど、ロードムービーらしくトラックに乗ってテキ屋家業をしていくところは見ていて楽しかったです。話が動いている感じがしたというか。後半も「うわ〜、こいつタチ悪いわ〜」とか「ろくでなしだなぁ」と登場人物達に歯ぎしりしつつ見てました。感情移入とはまた違って、一歩引いた感じで見る感じなんでしょうかね。友だちが酷い目に遭ってたり自滅してたりするのを「あぁ、止めれば良いのに…」と思いつつ口は出せない状況というか。格好いいオヤジの後半の言動とか。

あ、登場人物達の言動なり出てくるトピックなりを改めて思い返してみると、典型的というか分かりやすいモチーフで更正されているんだなと。うん、やっぱりWebサイトとかで「神話」とか「魂を揺さぶる」とかのキャッチフレーズ、間違いじゃ無いんだろうけど、この言葉から受ける「難解そう」「高尚そう」「暗そう」みたいな印象とか少し違うな。

ともかく面白かったです。オススメ。

キャスト

我妻三輪子さんはやっぱり良かったですね。思い返すと、『俺たちに明日はないッス』『センチメンタルヤスコ』『恋に至る病』、そして本作と、ユーロスペースで4作も三輪子さん出演映画を見ているんだな。フラフラとトボケた純朴な子?でもそれだけじゃないのが、正にこの映画にハマっているのかなあと。実は高校二年生で、撮影が2〜3年前とすると19か20歳ぐらいなのでそう実年齢とかけ離れている訳でも無いのですが、あまり高校二年生には見えなかったかも。大人っぽいのかな。

佐野和宏さんがメッチャ格好良かった。あとは坪井麻里子さんがとてもきれいでした。

監督

噂には聞いていたのですが、監督さんがユーロスペースの入り口でチラシ配ってました。あと、終わった後は飴を配ってましたね。上映前には一言挨拶までありました。

映画「しんしんしん」予告編

おまけ

三輪子さんの下着姿に見入っちゃったのは内緒です。

*1:2時間越える映画は個人的に苦手です。

池田愛・小篠恵奈・藤原令子 @ ももいろそらを