映画『萌の朱雀』を見ました。
感想
序盤、ドキュメンタリー映像かと思いました。登場人物がどういう関係なのか分かるまで少し時間がかかったし。前半はゆっくりとした流れで、後半から速度がやや速くなりました。そのため、前半は、「このまま、どうなっていくんだろう？。このまま映像美だけで終わってしまうのかなぁ」とかなり不安になっていました。後半になって、家族の心境や行動が多くなってきて、「あぁ、ちゃんとストーリーがあるんだ」と安心しました。「前半は映像美、後半にストーリー」という点では、映画『BLUE』と似たような構成でしょうか。でも、『BLUE』の方がストーリーの話題や広がりが大きかったですね。こういう、いかにもな映画には慣れているつもりでしたが、さすがにこの映画はちょっと辛かったです。
と、こんな風に書いていると、「つまらなかったの？」という印象を与えてしまいかねませんね。決してそんなことはなかったですよ。つまらなくはなかったんですけど、佳境に入るまでがちょっと辛かったってだけです。中盤からラストへの流れはせつないものがありました。
アイドル好き
尾野真千子さんは、顔が今と全く違います。「この人が尾野さんだ」とあらかじめ知っていないと、気づくのは難しいでしょう。髪型も古めかしいし。聖子ちゃんカットみたいでした。でも、全体的に薄着なので、ちょっとセクシー。
