『報道ステーション』で、「女性は男性にスポーツで勝てるか？」という特集をしていました。で、そこで“男性に勝った女性アスリート”の一人として、2001年のパリ・ダカールラリー（パリダカ）で総合優勝を飾ったユタ・クラインシュミットが紹介されていました。「本当は、WRCで４勝をあげたミシェル・ムートンも紹介して欲しかったのですが、ドライバーズチャンピオンになれなかったから難しいかなぁ」なんて思っていたのですが、その後に衝撃の展開が！。松岡修三がモータースポーツのことを「純粋な勝負ではない」という意味の発言をしたんです。一緒に「純粋な勝負ではない」とされたのが、馬術でした。正確には、これらのスポーツは、車や馬が関わる要素が大きいから「純粋な勝負で女性が男性には勝てないのでしょうか？」
みたいな発言でした。で、「純粋な勝負」としてあげられたのが、陸上とゴルフ。
ふざけんな！。馬や車を使うスポーツは「純粋」じゃなくて、靴やゴルフクラブを使うスポーツは「純粋」だっていうのか！。未だにこういう事を何の疑問も抱かずにスポーツニュースで伝えるマスコミには、ほとほと呆れます。そりゃあ、ルマン24時間の中継、テレ朝は止めちゃうよな。てか、松岡修三！、あなたこの間、WRCラリー・ジャパンの取材で、ラリーカーの助手席に同乗してフラフラにされていたじゃないか！。そんなあなたがモータースポーツを「純粋なスポーツ」ではないと言えるんですか。三菱自動車よ、抗議しろ！。
てか、競馬とか馬術とかが好きな人も、この扱いには怒った方が良いです。あと、この発言が、競馬とF1を中継するフジテレビの『すぽると』であったなら、大問題になっているんじゃないでしょうか。
とりあえず、当分、松岡修三さんと報道ステーションを見たくありません。松岡さんはそんな人じゃないと思っていたのに。
