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もともと、「涼宮ハルヒの憂鬱」はおろかアニメ界隈にはまったく疎い僕ですが、最初に「涼宮ハルヒの憂鬱」とBS-iと新垣結衣さんがセットってのが不思議だったんですよ。BS-iはアニメ版の放送局じゃないし。と思っていたら、BS-iはアニメをたくさん放送していたのですね。はてなブックマークでBS-i関係の話題はアニメだらけでした。僕みたいに「BS-i=丹羽多聞アンドリウPのアイドル趣味丸出しドラマ」ってイメージは、一般的ではないみたいですね。
アニメ・漫画ファンは実写化は嫌
それにしても、やはりアニメ・漫画ファンは実写化は嫌なものなんですね。それはそれで分かりますけど。ただ
よっぽど原作イメージにあうタレントでない限りキャスティングだけの段階で支持されるのは無理でしょう。実際の実写作品が原作の雰囲気を損なわず映像化されていて良いできである事が条件の上で、それでいてきちんと演技が出来ていれば、そこで初めて支持されるかも、という感じかと。
って考え方は、それだけだともったいないように思うんですよ。特に「原作イメージ」ってところ。僕も、読んでいた本の映像化だと上記の考え方になってしまうのですが、なんとかそれを捨てようと努力することにしてます。なんでかっていうと「面白い原作を、全くそのまま映像にしたら面白いのか」ってところがあってです。希有な例なんでしょうが、ドラマ版『きらきらひかる』のように、原作の『きらきらひかる』から大きくかけ離れて、かつ面白かったものもありますからね。『ナースのお仕事』みたいな例もあるし。『NANA』『ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』みたいに、なるたけ原作そのままな映像化がトレンドですが、それなら必ず面白いのかなぁ?と。先に挙げた三作品は、宮崎あおいさん・蒼井優さん・上野樹里さんといった主演女優の実力に依るところが大きかったように考えています。
結局の所、映像化・実写化された時点でバトンは原作からそちらへ移動していて、原作とイメージが違っていても映像作品として面白ければそっちの方が良いですね。
とか書いてますけど、『将太の寿司』とか『僕らはみんな生きている [DVD]』とか『MAKOTO [DVD]』とか『銀河鉄道の夜 〜I carry a ticket of eternity〜』とか、クズみたいな映像化で酷い目にあったこともありますけどね。