MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

東亜優 @ 赤い文化住宅の初子

5月12日(土)に渋谷シネ・アミューズで『赤い文化住宅の初子』と舞台挨拶を見ました。東亜優さん可愛い!

映画

初子が愛しくてたまりません。ちょっとした希望と、とてつもない絶望が交互に現れて、そのたびに心が苦しくなります。登場人物は(初子も)、総じてダメな人です。なのですが、ダメなところとマシなところが混ざり合っていて、単に「ダメな奴だなぁ」と切り捨てられない、いや、傍目から見ればダメな奴なんですけど、そういうところが人間くさくて切ないですね。そういう中で、ひたすら不幸な初子。東さんはそんな初子そのもので、まさにハマリ役です。現状に不満があって、鬱屈していて、でも愛しい。そんな初子が恋している三島くん(佐野和真さん)も、いい人ではあるんですけど、欠けている点もあって、そこかもどかしいですね。逆に、ダメ人間の代表みたいな兄(塩谷瞬さん)も、優しさというか人間味みたいなところはあって、でもダメな奴で、そこが悲しい。
明るく楽しくもなければ、カタルシスが得られるわけでもないですが、良い映画です。皆さん、ふるって見に行きましょう。
あっ、坂井真紀さんのお尻がっ!。桐谷美玲さんが出ている!

舞台挨拶

監督のタナダユキさん・原作者の松尾洋子さん・東亜優さん・塩谷瞬さん・佐野和真さん・浅田美代子さんが登壇。東さんには、僕の隣に座っていた女性2人が「カワイイ」とおっしゃっていました。確かに東さんは可愛かったです。子供が少し色気付いておめかしした感じで、緊張している様子が、とっても可愛いです。これこそ正に「萌え」ですね。女性にカワイイって言われることは良いことなんだろうかと思っていましたが、どうやら女性陣のお目当ては東さんではなかったようです。そう、塩谷さんと佐野さん。2人が出てきた瞬間に「キャー」という悲鳴が聞こえてきました。よくよく客席を見返してみれば、周りは若い女性ばかり。若い男はほとんどいませんでした。だめだなぁ、こういうときこそ、我らアイドルマニアは団結して東さんの応援に行かなければ、ってなんだそりゃ。ともかく、おそらく東さんにはあまり興味の無さそうな人たちが集まっていたとしても、そのなかで幾人かでも東さんのファンにはなったはず。それぐらい、この映画、そして“初子”は良かったです。
塩谷さんと佐野さんは客前のトークに慣れているらしく、ペラペラと楽しいお話をされていました。でも、一番面白かったのは、原作者さん。帽子にサングラスと怪しげな格好で登場したときはどうしようかと思いました(?)が、話し出すと爆笑トーク。「タダで映画を見せていただけて、さらに原作料までいただいて」で大爆笑。一方、監督のタナダさんはとても美人で、浅田さんに「今度は脚本・監督・主演はどうですか」なんて言われていました。確かに女優でも通用しそうなぐらい、きれいです。
最後に、塩谷さんが「今日は他の映画もたくさん公開している」「この映画は予算は少ないけど・・・」などと話していました。『俺は、君のためにこそ死ににいく』『眉山』『初雪の恋』『歌謡曲だよ、人生は』とか、強敵がたくさん公開されているんですよね。でも、この映画は強敵にも負けてません。アイドル(東さん)目当てでも、イケメン(塩谷さん・佐野さん)目当てでも、“初子”はお薦めですよ

おまけ

今回は、朝9時に舞台挨拶付きチケット発売でした。ちょうど7時ごろにシネ・アミューズに着いて、初回の舞台挨拶の整理番号が41番でした。
あと、はてなダイアリー内での言及、少なくないですが?。いかにもはてなダイアラーが好きそうな題材なのに。