MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

「少女映画」とアイドル批評について

中森明夫さんの『アイドルにっぽん』を買いました。80年代のアイドルについての話が多いので、若い(?)僕にはいささか辛いところもあるのですが、そんななかで興味深いところがありました。それは『アイドル女優の可能性』というところ。映画ファンが読んだら目をむいて怒り出しそうな内容です。それは、「少女映画」について。

観客の立場から言えば、「映画」や「物語」は「少女」に従属するべきだろう。重要なのは「映画」ではない。「少女」だ。

比喩でもなんでもなく、このまんまの意味で書いてます、中森さん。このあと、

  • 「アイドル」サイドは「映画」サイドと比べて、“批評”がない
  • 「少女映画」に最も必要なものはキャスティング
  • 「映画」には「アイドル女優」を誕生させ、ブレイクさせるたしかな力がある

と続きますから。

アイドルにっぽん

アイドルにっぽん


僕としては「少女映画」のくだりは全面的に同意。そういう見方は不純なんでしょうか。これはやっぱり非アイドルマニアな映画ファンに意見をお伺いしたいですね。
アイドル批評のところは、どうなんでしょう。以前、お笑い芸人に対する批評でブログ界隈が盛り上がっていたことがありますけど、アイドル批評ってお笑い以上に難しいような。“感想”以上のものとなるとあまりないのかも。これも皆さんのご意見をおまちしております。