MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

<a href="http://www.biotide-films.com/otsuzakura/" title="映画「東京小説」公式サイト">東京小説</a>

渋谷ユーロスペースで映画『東京小説』を見てきました。今回は、監督の桜井亜美さん・安達寛高さん・そしてなぜか映画には出演していない吉高由里子さんのトークショーがありました。

映画

この映画は桜井亜美監督の『人魚姫と王子』、安達寛高監督の『立体東京 3D-TOKYO』の二部構成となっています。『人魚姫と王子』と『立体東京 3D-TOKYO』の間には、特にストーリー上の連続性はありません。
まず『人魚姫と王子』。これはひどい。つぐみさんのメイドコスプレはなかなか良いのですが、それを映し出す映像がものすごいことになっていました。10年ぐらい前の壊れかけのデジカムかなにかで撮影したかのような画質。人が早く動いたあとには残像が出てきました!。特に、画面が明るいと画質崩壊が顕著。誰が誰だかわからない。アイドルマニアな僕がつぐみさんと真中瞳さんをすぐには判別できなかったぐらい。もし「荒い画質」を意図的に狙った演出だとしても、却下ですね。ストーリーも、前半が精神とか孤独とか内省的っぽさを詰め込んだこけおどし、後半はハートウォーミングに化けます。あのこけおどし連続描写はなんだったんだ。深夜の30分ドラマだとちょうど良さそうですが、映画館で金払って見るものじゃない。
『立体東京 3D-TOKYO』は、前半がかったるかったのを除けばまぁまぁ。色々と賛否両論がありそうな、色眼鏡(片方が赤、もうう片方が青のフィルムが貼ってある)による3D映像ですが、僕はあまり利点を感じませんでしたね。3Dよりも、画面の色が面白かったぐらい。色眼鏡を通してみると、灰色の画面にところどころ派手なものが見えて、なかなか面白かったです、画面は。「3Dにしないで、画質だけ『3Dメガネを通した状態での色の状態』だけを再現した方が良さそう」って思ったぐらい。ストーリーですが、前半が完全に環境映像でしたけど、後半は面白かったですね。

トークショー

ペラペラと話す桜井亜美さん、びくびくしながらも積極的?な安達寛高さん、今回も“天真爛漫な悪魔”っぽかった吉高由里子さん。桜井さんと吉高さんは以前からのお知り合いとのこと。そのためか、桜井さんは吉高さんについてたくさん話す話す。あまりに話すものですから、映画『紀子の食卓』のあらすじ...てか結末を話そうとして安達さんに止められていました。でも、最終的にはだいたい喋っちゃっていたような。