MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

江口のりこ & 矢吹春奈 @ 砂の影

渋谷ユーロスペースで映画『砂の影』と舞台挨拶を見てきました。江口のりこさんと矢吹春奈さんカワイイ!

映画

8mmフィルムで撮影(通常は35mmとか最近はデジカム)というのが最大の特徴といって間違いはないであろうこの映画。確かにこれまでに見た映像とは全く違った映像でした。粒子が粗くてノイズのりまくり。暗い画面では特にそれが目立ちます。登場人物の表情もちょっとわかりにくいかも。矢吹春奈さんは事前に出演していることを知っていないと、アイドルマニアでも気付くのがちょっと難しいような。それぐらい映像は荒かったです。ただし、肌色の描写に関しては、独特の艶めかしさがあり、とても印象的。粒子の粗さとノイズが点描画っぽく見えるのでしょうか?。江口さんの背中とか太ももとかの映りなんか特にそう思いましたね。
話は説明ゼロで進んでいきます。正直言って序盤は何が起きている(何も起きてないけど)のか分からない。基本的にみんな何なのか分かるような分からないような... 8mmの映像と相まって、見知らぬ他人をのぞき見しているような感覚でした。光石研さんとARATAさんの演技が良かったです。なかなか面白かったですよ。お薦め。
あ、この映画に関しては、事前の情報とかは一切入れない方が良いです。“映画の紹介”みたいな文章だとかなり高い確率で“ネタバレ”してしまいます。僕はその“ネタバレ”を事前に仕入れちゃっていたので、途中からそこばかり気になってしまったんですよ。凄くもったいないような。

舞台挨拶

甲斐田祐輔監督、江口のりこさん、米村亮太朗さん、光石研さんが登壇。司会が下手くそな上に江口さんや米村さんが言葉をほとんど発しないため、かなり微妙な雰囲気が流れてました。一番たくさん話し、場を盛り上げていたのが光石さんだったということで、何となく状況は掴んでいただけるのではないかと思います。
『砂の影』公式HP
砂の影のブログ

オマケ

舞台挨拶が終わってこれから上映という時に、席に座っていたオッサンαのもとに外から別のオッサンβが荷物を持って駆け寄ってきました。席のオッサンαがスゲー偉そうな態度でオッサンβに文句を言っていました。どうもオッサンαの荷物がどこかに置き忘れられていて、それをオッサンβが探して持ってきた様子。ペットボトルがないとかかんとか、オッサンαがオッサンβに怒っている様子が、どことなく滑稽でした。事実、オッサンβが出て行った後、劇場内が苦笑で包まれました。なんだあのオッサン。