チネチッタ川崎で映画『少年メリケンサック』を見ました。宮崎あおいさんカワイイ。
とにかく宮崎さんがカワイイ。可愛いんだけど、それが映画としてはどうなのかなって気もします。気になるのが、ストーリーが大きく転換しているところで、その描写が無いかあっても薄いこと。ダメバンドが突然活気を取り戻したり、メンバーのケンカの理由とかがサラッと表れるんですよ。あと所々出てくるピエール瀧さん演じる男がウザイ。ていうかこの男の存在を許すのって、「そもそも嘘っぱちです」っていうのと同じじゃないのかなぁ？。まぁ、パンクがどうこうっていうより「ダメ中年のオヤジバンド物語」なんですよね、この映画。なのに、結局は宮崎あおいさんかよ！みたいな。つくづく宮崎さんは劇薬だわ。それなりに映画を見られるようにはしてくれるけど、映画そのものを本人の役が上回ってしまうというか。彼女が超人であることは間違いないんですが。
