最近見た映画のまとめです。
森崎書店の日々
シネマート新宿で映画を見ました。菊池亜希子さんキレイ! 内容はまぁまぁ良かったのですが、古書とか神保町とかの話とストーリーがあまりリンクしてないような。菊池さんのPVと割り切るのもありかな。ネタバレになるけど、クライマックスの殴り込み?はどうかと思った。あと、こういう日本映画で田中麗奈さんを脇役に使うと全て喰われてしまうな。スクリーン映えという意味では田中さんは超一流ですね。
ゲゲゲの女房
新宿武蔵野館でを見ました。吹石一恵さんカワイイ! キャスティングは完璧。妖怪ではない南果歩さんは凄かった。村上淳さんや宮崎将さんも良かったですね、ダメ人間な感じが。かなり暗い色調の作品ですが、妖怪がしれっと表れたり、意図的に現代の建物を映したりもするので、そういう映画だと事前に割り切りましょう。最後のシーンに爆笑。吹石さんの雑巾がけや初夜開けの朝にゾクゾクしたのはナイショです。
ハーブ&ドロシー
シアター・イメージフォーラムで見ました。名も無き小市民の心温まる物語かと思いきや、超人二人の物語でした。もともと有名な人たちみたいですね。年収の半分を趣味につぎ込んでいる時点で凄いし、アーティストと直接会ったり密に連絡をとり、自分で決めたルールを守りきるのも。何より審美眼を持っている。
裁判長! ここは懲役4年でどうすか
ヒューマントラストシネマ渋谷で見ました。片瀬那奈さんキレイ! 前半は裁判傍聴ネタの羅列で正直かったるいのですが、後半は爆笑。堀部圭亮さんがとても良かった。ラストの流れは悪どさ満点。他人の人生を鼻で笑おうぜ。徳永えりさんがちょい役で出演。
リトル・ランボーズ
チネチッタで見ました。最近見た中では断トツ。複雑で酷い周りの環境に翻弄されながらも、最後は環境ごと変えていって成長する少年たち。悪ガキの気持ちが切ない。どうみてもクズの兄を慕う気持ちと怯える気持ちが共存というか一体になっているのはせつめいなですね。ラストは予想つかない素晴らしさ。毒のあるジョークや描写も良い。あのいけすけない上に端から見るとダサいフランス人も悲しいよな。PG-12ってのは残念だけど理由はわかる