MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

じっとディジュリドゥを見て聞いていました | フラッシュバックメモリーズ 3D

新宿バルト9で映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』を見てきました。東京国際映画祭で観客賞を受賞するとともに、前田敦子さんが見て感動したことをツイートしたことでも話題になった?作品ですね。前田さんのツイートを見ていなかったら、この映画を見なかったかも。多少は、僕みたいに「前田さんのツイートを見たから」見に行った人もいらっしゃるのではないでしょうか。

松江哲明監督の作品は初めて見ましたし、GOMAさんのこともディジュリドゥもまるで知りませんでした。ですが、前出の評判と、バルト9での上映が押すな押すなの大盛況だということで、慌てて見に行くことに。

で、実際、慌てて見に行って大正解でした。超オススメです、本作。ドキュメンタリーではあるのですが、映像の主軸はGOMA & JUNGLE RHYTHM SECTIONによるライブ映像、それにGOMAさんや奥さんの日記の文章や過去の映像が背景だったり前面に浮き上がったりしてました。いわゆるインタビュー映像って無かったんじゃ無いかな? なので、基本的にはずっとGOMAさんのディジュリドゥの演奏を見る・聞く訳です。そのディジュリドゥの音が身体というか胸に響くのがたまらなく心地よかった。楽器の特性もあるのでしょうが、映画館という、大きな音が出せるけど、自分自身は踊ったり出来なくてじっと座るしかない空間だからこそ、じっとしている自分の身体に音が響いてくるんでしょうか。 そして音楽とともに映像もじっと瞳孔を開けて見入ってしまうというか。ほぼ口頭での台詞無しで映像と文章で示されるGOMAさんの想いにも感動しましたし、それとともに演奏や音に感動してました。ずっとこれを見続けたいって思いましたし。とりあえずiTMSあたりでGOMAさんの曲を探し始めています。いや、CDの方が良いのかな? とにかくオススメです。


映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編

あ、3Dに関しては、ライブ中の映像の立体感が感じられて良かったです。演奏している人に対して楽器が手前にあるってのが見て取れましたし。あと、背景から浮き上がるGOMAさん達や文章が印象的でした。なんて思っていたら、最後にGOMAさんがディジュリドゥを画面側に向けて振り回しながら演奏し始めてビックリしました。スクリーンからディジュリドゥが飛び出してくる感覚。分かってはいるんですが「自分の顔にぶつかるんじゃないか」って錯覚してました。あれはまさに3D。