MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

我妻三輪子 @ しんしんしん

渋谷のユーロスペースで映画『しんしんしん』を見ました。我妻三輪子さんカワイイ!

見る前

パンフレットの写真とかの暗ーいイメージで、しかも上映時間が135分‎‎と2時間越えという長尺*1、しかもユーロスペースのレイトショーなので「あぁ、なんかしみったれて、ストーリーもあるんだか無いんだか分からない感じの、自省的でジメジメした映画なんだろう。まぁ三輪子さんが出演しているんだから仕方ない見るか」と腹をくくって見に行きました。なんといっても三輪子さんですからね。見ないという選択肢はとりづらい。だって可愛いもん。まぁ、キネマ旬報のレビューも微妙な評価だったし。

見た後

なかなか面白かったです。まずちゃんとストーリーがあり、映画内で出てくる事柄がそれなりにあったので「“イメージ映像風の、キレイだけど内容のない映像”をボーッと見続ける羽目になる」のがあまり無かったのが良かった。それでも少し長いなとは感じましたし、ラストはなんかダラダラした感じもありましたけどね。

序盤のやり取りも悪くないけど、ロードムービーらしくトラックに乗ってテキ屋家業をしていくところは見ていて楽しかったです。話が動いている感じがしたというか。後半も「うわ〜、こいつタチ悪いわ〜」とか「ろくでなしだなぁ」と登場人物達に歯ぎしりしつつ見てました。感情移入とはまた違って、一歩引いた感じで見る感じなんでしょうかね。友だちが酷い目に遭ってたり自滅してたりするのを「あぁ、止めれば良いのに…」と思いつつ口は出せない状況というか。格好いいオヤジの後半の言動とか。

あ、登場人物達の言動なり出てくるトピックなりを改めて思い返してみると、典型的というか分かりやすいモチーフで更正されているんだなと。うん、やっぱりWebサイトとかで「神話」とか「魂を揺さぶる」とかのキャッチフレーズ、間違いじゃ無いんだろうけど、この言葉から受ける「難解そう」「高尚そう」「暗そう」みたいな印象とか少し違うな。

ともかく面白かったです。オススメ。

キャスト

我妻三輪子さんはやっぱり良かったですね。思い返すと、『俺たちに明日はないッス』『センチメンタルヤスコ』『恋に至る病』、そして本作と、ユーロスペースで4作も三輪子さん出演映画を見ているんだな。フラフラとトボケた純朴な子?でもそれだけじゃないのが、正にこの映画にハマっているのかなあと。実は高校二年生で、撮影が2〜3年前とすると19か20歳ぐらいなのでそう実年齢とかけ離れている訳でも無いのですが、あまり高校二年生には見えなかったかも。大人っぽいのかな。

佐野和宏さんがメッチャ格好良かった。あとは坪井麻里子さんがとてもきれいでした。

監督

噂には聞いていたのですが、監督さんがユーロスペースの入り口でチラシ配ってました。あと、終わった後は飴を配ってましたね。上映前には一言挨拶までありました。

映画「しんしんしん」予告編

おまけ

三輪子さんの下着姿に見入っちゃったのは内緒です。

*1:2時間越える映画は個人的に苦手です。