まず、先に文句を。茂田さんの設定がおかしい！。茂田さんは確かに下職ですけど、使用人じゃないでしょ！。てか、茂田さんの設定がそのままお父さんにスライドしているんですね。
さて、ドラマは原作よりも“親子関係”に重点を当てているようですね。原作だと、途中から完全に主人公の花ひとりでストーリーが展開していきますから。なにしろ、敵役の錦糸館も、途中からほとんど出てこなくなりますから。それと、全体的には原作よりも俗っぽくて少し軽いノリになっていますね。それだとテレビドラマだとバカっぽく見えるような気も。特に花梨はもっとしっかりしたキャラクターなんですけど。ま、原作を先に読んでしまっているので、どうしても批判めいた文章になっちゃうのは勘弁してくださいな。ちなみに、コンクールの主賓は五井財閥の元会長じゃなくて宮様ですし、“肩のバランス”の話は原作にはありませんし、花梨のテーラーとしての実力に対する評価も出てきません。てか「腕はまだまだだけど心が・・・」っていう描写がないんです。むしろ、「腕は良いけど心が・・・」っていう描写の方が多かったかな？。
ところで、僕が、原作で一番好きなところは、いわゆる“対決もの”にならなかったこと。最初の頃はそういう話も多かったのですが、途中からは純粋にテーラーのお話になっていきます。とにかく、このマンガを読めば、あなたもオーダーメイドのスーツを作りたくなりますよ！。
あ、さくらさんだ！。ま、主人公の上原美佐さんと同じ事務所だものね。てか、なんか上原さんの肌の露出が多いような？