教育の話で思い出したのですが、僕が中学生のころ、カバンを校則で指定されていました。指定といっても、「少なくとも指定カバンは持って学校に来い」っていう程度で、別のカバンを持ってきたからといってとやかく言われるようなことはなかったですが。で、その校則を止めてもらえるよう、仲間と一緒に先生に談判したことがあります。すると先生が
「自由にすると、高額なカバンを互いに争って持ってくることが考えられる。すると、高いカバンを、経済的理由や教育方針などで買えない／買わない親もいるだろう。それが原因でイジメが起こるかも知れないし、親に負担がかかるかも知れない」
これに対して、誰も言い返せなかったので、カバン校則はそのままになりました。ま、僕やその仲間たちは、生徒会とか委員会のメンバーだったので、先生もここまでぶっちゃけたのでしょうけどね。PTAが聞いたら、結構驚くかも。ちなみに、もう一つの、“靴ひもの色指定”は解除して貰いました。だって、学校指定の靴のひもと、校則に書いてある靴ひもの色が食い違っていたんですよ。
