109シネマズ川崎で映画『ちゃんと伝える』を見ました。伊藤歩さんキレイ！
『紀子の食卓』『気球クラブ、その後』『愛のむきだし』となんであろうがそれらしい作品を撮る園子温監督作品。今回は「父親が癌で入院」という難病もの映画。邦画では唾棄されがちなテーマですね。ではありますが、さすがに園監督ということでまともに見られる作品になっています。「父親が癌」「息子（主人公）も癌」という、陳腐な設定が同時に起こるだけでも、これまでの難病ものにありがちなシーンも違って見えます。それがとても面白かった。ありがちといえば、時間の流れを組み替えていること以外は園監督らしさの薄い、スタンダードな難病もの映画なんですよね、これ。気になったのが、登場人物がこころなしか（伊藤歩さんも含めて）棒読みなんですよね。園監督のインタビューなど読むと、ある程度意識的な演出なのかなとも思いますが、どうなのでしょうか？
ともかくオススメ。
あと、今回も園監督の地元、愛知県は豊橋市&豊川市が舞台です。ちょっとだけ気になったのですが、豊川から豊橋駅前まで走って通勤できる距離でしたっけ？
あ、満島ひかりさんが制服を着ている！
