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『01.女優・タレントはハロプロであってはいけないのか?』
う〜ん、「ハロプロとはなんぞや」を論じたり、既存ハロプロファンの顔色を伺ったりしながら、それでもなお、女優指向の強いアイドルをハロプロに加入させる効果が、僕にはあまり感じられませんね。個人的に、ハロプロというシステムと女優の食い合わせは相当悪いと考えているので。後藤真希さんが大河ドラマに出演してライブの回数が減ったぐらいでファンが不平を言うなんて、僕には信じられないです。歌手・女優(タレント)同時進行
というのもそれほど魅力的な作戦には思えませんし。
『02.アイドル女優の失速理由はアイドル歌手と同一か?』
20代前半の、ステータスとしてはアイドルではない女優が、総じてアイドル色を強めているのは、確かにそうでしょうね。いわゆる癒し系ブームから、グラビアも女優も、比較的高年齢でもアイドル色を持つことに違和感が無くなりました。女優ではない?ですが、エビちゃんこと蛯原友里さんの男性人気なんかその象徴でしょう。エビちゃん、もう26歳ですからね。
『03.女優で成功するプロセスに差はあるのか?』
これらのコースには差は無く、生き残ったものだけが勝利の美酒に酔いしれる
って、「それを言っちゃあ、おしまいよ」ですよ(笑)。
あと、ハロプロエッグオーディションにおける「二度目の卵」は、芸能スクールとか雑誌モデルとかの、セミプロというより、「芸能人、のような人」もOKですよってことってことですよね。最近のオーディションだと、スクールを門前払いするケースもあるので。
プロセスに関しては、歌手市場が完全に死んでますし、グラビアから女優というのもかなり苦しくなっていますね。なので、「飛び級」っぽく「グラビアで成功したから、女優としてのスタートラインが他の人より有利になる」ってことはなかなかないでしょう。あえて言えばモデルでしょうか。
『04.アイドル女優が歌うことに意味』
アイドル歌手という市場が完全に死んでいるので、成功している女優やモデルがあえて歌を歌う理由は、本人の意志を別にすれば、ないでしょうね。
コメント欄
どちらかというと興味深かったのはコメント欄でのid:JuliusCaesarさんとのやりとりですね。先にも書きましたが、僕は「ハロプロであることがキャリア展開の障害になるか?」
に対して、「障害になる」と思っているので。ただちょっと話の方向性を掴みきれないので、ちょっと反応しづらいですが。
あと、後藤真希さんが出演する日テレのドラマ『指』で思ったのですが、後藤さんとのやりとりが多そうな同年代の役に星野真里さんを起用しているので、日テレは「女優・後藤真希」をまだ信用していないと感じます。キャリアというか、女優としての実働期間の問題でしょうけど。「女優としては不安のある主演」+「実力派女優を脇役」っていう、フジテレビが良くやる方式ですね。