映画「リンダリンダリンダ」をDVDで見ました。
いやぁ、すごい映画です。派手な出来事が何にも起きない。淡々と日常が流れていきます。この映画がダメな人は、そういうのがダメなんでしょうか?。僕は楽しかったですよ。どうせなら、クライマックスみたいなところもありがちなエピソードを入れなくても良かったんじゃないかって思えるぐらい。あぁでも、湯川潮音さんと山崎優子さんのシーンも良かったしなぁ。てか、あのシーンになって初めて、「あの人が噂に聞く湯川潮音さんだったのか!」と驚きました。
ちなみに、一番笑ったのが、ラスト近く、張り紙に大きな文字が書かれていて先生が呆然としているところ。爆笑でした。
女優陣
ペ・ドゥナさんは素晴らしいですね。顔の表情や仕草がとても上手いように感じました。年齢は女子高生をとうに過ぎているのですが、それでも女子高生に見えるのが不思議。前田亜季さんと香椎由宇さんは、2人で1組な感じ。香椎さんはどうしても彼女自体のイメージが強いのか、ストーリーテラーの立場にいられないように思います。なので、前半は、前田さんがセリフなどで状況説明をしています。で、一通り説明が済むと香椎さんが画面でオーラを発してくる感じ。てか、香椎さんが制服を着てギターを持っていると、なんだか戦士のように見えます。Base Ball Bearのベーシスト・関根史織さんのことは最初「演技はやばいんじゃないか?」なんて思っていたのですが、とんでもない。とても良かったです。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/02/22
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