MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

ミラクルバナナと小山田サユリ

シネマート六本木で映画『ミラクルバナナ』とその舞台挨拶を見てきました。狙いは小山田サユリさんです。

映画

この映画、「バナナからつくるエコな紙・バナナペーパー」が主題です。それを「西半球最貧国・ハイチ」で作ろうって話。これ以外に映画の中で描かれるものは「小山田サユリさんの可愛らしさ」「コミカルな山本耕史さん」だけです。
前半は、学校で見させられる映画っぽい雰囲気でしたね。かったるいと表現してもよいかも。説教臭さってのはあまりなかったんですけど、低めのテンション・ありがちな人物&状況の描写なんかがそう感じさせたのでしょうか。その割には「ハイチの状況」や「登場人物の心情」があまり描かれていなかったような。てか、小山田さん以外の人物の登場時間が短いんですよ。ありがちな状況だけ見させられて、詳細が描かれないのが、かったるく感じたのかなぁ。映画の主題である「バナナペーパー」がなかなか登場しないってのもあったかも。ってことで、前半は「小山田さん可愛い!」ってのを楽しみましょう。メチャメチャ可愛く撮れています。
中盤から後半にかけて山本耕史さんや緒形拳さんが登場すると、話のテンションが上がってきます。急にここから面白くなるんですよ。山本さんがコミカルな役で、ここでやっと話が広がった感じ。まぁ、この2人も登場時間は短めなので、こまかい心情は今イチですが。特に緒方さん演じる和紙職人の描写は、もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ。時間がなかったのかしら。
僕みたいなアイドルマニアは「小山田さん可愛い!」、環境や社会情勢マニア(そんな人いるのか?)は「ハイチでバナナペーパーが出来た!」で喜べますけど、それ以外の方は物足りないかも。

舞台挨拶

舞台挨拶で、小山田サユリさん登場。今回は前から3列目に座ることが出来たので、まさに目の前に小山田さんが!。映画では可愛らしさ爆発ですが、ここではとても美しかったです。
挨拶では、アドゴニーさんが大爆笑を巻き起こしていました。日本語がたどたどしかったのもありますが、それ以上に「この映画はミラクル」「ハイチの状況」などを力強く、かつ長時間にわたって大演説なさったので。話している内容は素晴らしかったのですが、話し方が分かりづらい上に長かった(苦笑)。
あと、終わりあたりに後ろで突然「お礼を申し上げます!」と観客のおじいさんが立ち上がって話し始めました。挨拶に来た人たちもビックリした顔なので、「あ〜あ、ヤバい人が来ちゃった」と残念な気持ちに。ところが、その方はバナナペーパー普及のNGO設立に関わった方だそうで、劇中に出てきた大学教授の知り合いとのこと。すいません、心の中で変質者扱いしてしまって。

おまけ

  • Hermes」はフランス語読みで「エルメス」となることを覚えておくと、ちょっとだけ面白いかも。
  • 愛知県がらみのモノがたくさん出てきます。名鉄観光とか味噌煮込みうどんとかエイデンとか。
  • 音楽担当の角松敏生さんが劇中のどこかで「声だけ出演」しているそうです。僕はわからなかったので、わかった方は教えてください