5月10日にTOHOシネマズ川崎で映画『 隠し砦の三悪人 The Last Princess』を見ました。長澤まさみさんカワイイ！
かなり派手な描写なり映像なのにイマイチ気分が高揚しないという不思議な映画。宮川大輔さんが役得でかなり良い感じ。灰まみれで金を引きずる時の表情の意地汚さがとても良かった（本気で褒めてます）。阿部寛さんは強い侍としての姿が様になってました。なのに、殺陣のシーンで妙なCGが入っていて心冷めました。刀の軌道とか火花とか画面の歪みとか。あれじゃあ『お姉チャンバラ』と同じじゃないですか。あと、別れのシーンでスローモーションになるのはなんとかしてください。オリジナルの『隠し砦の三悪人 』は未見なのですが、きっとこういう感じじゃないんですよね？。
セリフが「身分の差がなければ」「世界に平和を」的な説教くささ満載なのと、見ててなぜか恥ずかしくなる祭りのシーン（『茶々―天涯の貴妃―』みたいな）と、クライマックスの「ありえねぇぇぇぇぇ！！！」を除けばまぁ見ていられる作品なんですけど、最初にも書いたとおりドキドキワクワクするものがあまりなかったです。
長澤まさみさんの太ももとか顔立ちが女の子そのもので良かったです。でも、演じる雪姫が、途中から凛々しさが消えて弱々しくなっちゃうのが残念ですね。「強がってはいても、やっぱり女の子らしい」ってのがいいのかなぁ？ 雪姫のキャラクター付けがイマイチ分からなかったです。ありがちっちゃあありがちな設定なんでしょうけど。
ちらっと、東宝シンデレラの黒瀬真奈美さんが登場します。審査員特別賞の増元裕子さんは、日活の『うた魂♪』だったから、やっぱりグランプリは東宝作品には特別扱いで出演できるのかしら。『犬と私と10の約束』の海老瀬はなさんみたいに。まぁ、黒瀬さんは古風な顔立ちだものなぁ。増元さんだと現代的美人なので、黒瀬さんが演じた“かわいそうな村娘”じゃなくて“女戦士”の方が似合うかな。
あっ！KREVAさんだ！
