MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

映画芸術の日本映画ベストテン&ワーストテンの凄まじさに驚く

映画評論家緊張日記: 映画芸術ベスト&ワースト10』にて

荒井晴彦が嫉妬と僻み根性だけでできあがった人間なのはみなさんご存じだろうが、今年ほどそれがあからさまだったことはないのではないか。荒井晴彦はただ自分の嫉妬心を満足させるために映芸ベスト10を利用している。

なんて記述があったので『映画芸術』買ってきました。爆笑ものです。

映画芸術 2009年 02月号 [雑誌]

映画芸術 2009年 02月号 [雑誌]


まず知って欲しいのが、『映画芸術』のベストテンは、多数の選者のベストテン(プラス点)とワーストテン(マイナス点)の集計によって算出される点。つまり、ベストに挙げる人が多くても、ワーストに挙げる人が同様にいれば合計点が下がる、すなわち順位が下がるのです。
で、話題の荒井氏のワースト作品が『おくりびと』『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『トウキョウソナタ』『歩いても 歩いても』『接吻』『ぐるりのこと。』。普通に考えていかにもベストテン側上位にランキングされそうなものばかり。実際、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』が2位、『接吻』が3位、『トウキョウソナタ』が4位ですからね。ていうか荒井氏がいなければ順位が1個ずつ繰り上がって、いかにも『映画芸術』らしいランキングになったのに。そもそも何で『ノン子36歳(家事手伝い)』がここまで評判がよいのか分からない。面白い作品ではありましたけどねぇ...
あと、『ぐるりのこと。』『歩いても 歩いても』へのワースト入りが妙に多いのが気になります。何がそんなに憎いのか。『おくりびと』がワースト1位ってのはなんとなくわかるんですよ、“アンチメジャー的な意味で。