MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

石原さとみ @ フライング☆ラビッツ

丸の内TOEIで映画『フライング☆ラビッツ』と舞台挨拶を見てきました。石原さとみさんカワイイ!

映画

東映×JALと、『ハッピーフライト』の東宝×ANAと比べると弱者連合っぽくも見える本作。なかなか凄い作品でした。よくもまぁここまで支離滅裂な映画が作れたものだと感心します。「あぁ、これきっと伏線ってやつで、後できっとまたでてくるんだろうなぁ」「あぁやっぱり出てきた」というの大量にあります。いろいろ詰め込みすぎで、それを消化しようとして、結果、散漫な印象になっているんですよ。そのせいか主人公たる石原さん以外の登場人物は描写が適当だし。真木よう子さんはただ口が悪いだけの人と化してます。もったいない。あと、主人公が合気道の達人という設定なので「それなんてカンフーダンク?」ともう少しで出そうでした。で、この合気道の達人って設定も散漫に終わるんですよ、なんで。
そんななかで気を吐いているのは石原さん。コメディエンヌさせたら同年代だとトップじゃなかろうか。ツッコミキャラってきちょうですよね。あとバスケシーンで高身長の選手に混じって子供がジタバタしているように見えるのが微笑ましい、ってそれは映画としてはどうなんだろう?

舞台挨拶

瀬々敬久監督、石原さとみさん、真木よう子さん、渡辺有菜さん、鹿谷弥生さん、滝沢沙織さん、白石美帆さん、高田純次さんが登壇。石原さんのハイテンションと、真木さんのローテンションというかわけわかんなさに爆笑。鹿谷さんがかわいらしく「どこに映っているか探してください」とコメントした後で白石さんも思いっきりブリッコしつつ同じセリフを話して恥ずかしがっていました。
最後にサインボールを観客席に向かって投げるというイベントがあり、二階席にいた僕は「絶対届かない」と諦めていたのですが、瀬々監督が思いっきり投げてくれたおかげで、いくつかはボールが二階席まで届いていました。これだけは監督格好良かったです。

上野樹里 @ グーグーだって猫である

109シネマズ川崎で映画『グーグーだって猫である』を見ました。上野樹里さんカワイイ!
最初に言っておくと、これはネコ映画ではありません! 『ネコナデ』みたいな「にゃんこカワイイ!」的映画だと思って見ると大火傷します。これは、犬堂一心監督作品ですよ。
支離滅裂といえばここまで支離滅裂、てかカオスな作品も珍しいかも。視点が麻子先生(小泉今日子さん)だったりアシスタント(上野さん)だったりでバラバラだし、エピソードも単発で突然発生してそれっきり。しかも伏線回収とかないのです。日常を切り取ったって作品でもないし、ギャグも微妙だし。とはいえ小泉さんと上野さんと加瀬亮さんの演技でそれなりに見られる作品になっています。まぁまぁオススメ。
高部あいさんと柳英里紗さんが出演しています。特に高部さんは良い感じ。いつのまにかオスカーの若手のなかでは女優ポジションですね。あとは大後寿々花さんはさすがに良かったなぁ。

広末涼子 @ おくりびと

チネチッタ川崎で映画『おくりびと』を見てきました。広末涼子さんカワイイ!
かなりの傑作。超おすすめ。山崎努さんサイコー!。主演の本木雅弘さんは演技の濃さがちょっと鼻につきますが、でも良い感じ。広末さんも良かった。この作品があちこちで賞を獲りまくっているのも頷けます。今年の作品だとトップクラスですね。納棺という死に携わる仕事がいい掴みとなって、死や家族を描いています。特に好きなのがラスト前。端役っぽい登場人物の正体が分かったとき。あぁ、そう来たかと感心しました。ちょっと忘れたごろに伏線回収が出てきて「あぁそうそう!そうだそうだ!」って気付くってのが伏線ですよね。納棺仕事に対して周りがやたらと拒否反応を示すのだけがなんとなく不自然に感じますが、まぁこんなものなのかも。
前半は笑えるし、後半は感動。松竹は真面目に日本人好みの作品を作ればちゃんとしたのが作れるんだなぁと。丸の内TOEIで『フライング☆ラビッツ』を公開してしまっている東映と比較してしみじみ思いました。

蒼井優 & 藤谷文子 @ TOKYO!

チネチッタ川崎で映画『TOKYO!』を見てきました。蒼井優さんと藤谷文子さんカワイイ!
3部に分かれたオムニバス。僕はまぁまぁ楽しめたのですが、『シェイキング東京』以外はかなり好き嫌いが激しそう。

インテリア・デザイン

どこぞの田舎から上京してきた藤谷文子さんが、彼氏の加瀬亮さんや伊藤歩さん、そもそも東京そのものに追い詰められ、しまいにはって作品。藤谷さんのヌードが拝めますが、多分その時点で驚きのあまり「ポカーン」としていてそれどころじゃないと思います。前半と後半の落差の理由がよく分からん。監督が外国人なためか登場人物のセリフが不自然で棒読みなのが気になりますが、僕は結構好きな作品。もうちょっと短かったら良かったかも。

メルド

冒頭から思いっきり「糞」という文字がデカデカと出てきて「うわっ、スカトロ映像が流れるのか」と怯えたのですが、そんなことはなかったです。が、かなり奇っ怪な作品となりました。訳わかんない。よくこんな映像をそれなりの規模で公開する気になったな。面白いっちゃあ面白いけど、ハチャメチャすぎるだろ。TOKYO関係ないし。

シェイキング東京

香川照之さんの演技が楽しめるのかなと思いきや、蒼井優さんファン向けのイメージビデオかと見まごう作品。蒼井さんの出演時間はそんなに長くないのですが、監督・出演者みんな蒼井さんが好きだな。3作品の中だと一番直球で見やすい作品。これも東京はストーリーに全然関係ないけどね!

美式天然

横浜のシネマ・ジャック&ベティで映画『美式天然』を見てきました。
以前から見たいと思っていた作品で、今回ようやく見ることが出来ました。で、う〜ん。どうなんだろうなぁ。悪くはないけど、ここまで観念的というか難しいとは思いませんでした。途中はどうしようかと思いましたが、後半でグッと来た感じ。