チネチッタ川崎で映画『いちばんきれいな水』&加藤ローサさんの舞台挨拶を見てきました。
映画
意外と?良かったです。加藤ローサさん演じる「心は天真爛漫な子供」な姉のキャラクターが素晴らしい。実は、このキャラクターは“心が8歳”のはずなのに、幼稚園児っぽかったり、中学生ぐらいな行動をしたり、大人のような発言をしたりと、いまいち整合性がないんです。おそらく、「加藤ローサさんのキャラクター」を役柄にそのまま投影したんだと予想します。で、それが結果的に楽しいし可愛い。加藤さんに「加藤ローサ」をそのまま演じさせたのが良かったです。天才子役・菅野莉央さんの評価は高いですが、「加藤ローサのアイドル映画」にして成功しています。ただ、ややセリフが偉そうというか説教臭いのが残念だなぁ・・・。
と、ラスト前まで思っていました。ところがどっこい!。「それでカヒミ・カリィさんの役が必要だったのか!」ってオチというかクライマックスでした。あれがかなり良かったです。