映画『日本の自転車泥棒』をシネマ・アンジェリカで見てきました。とりあえず、シネマ・アンジェリカが渋谷駅から遠すぎる。
さて、『日本の自転車泥棒』ですが、映画紹介にはなんとなくご大層なことが書いてありました。が、実際は脱力系コメディーと表現すべき映画でした。だって、杉本哲太さん演じる主人公が自転車を盗んではひたすら漕ぐってだけですもの。しかも、お金も食べ物も衣類も迷いなく盗む。また、主人公が発作みたいなやつに襲われるたび、杉本さんが奇妙なダンス（苦しみにもがいている）を見せてくれるのもまた爆笑。どういう意図でこの映画を作ったのかわかりませんが、僕は爆笑でした。
少ないながらも杉本さん以外のキャストもいました。一番衝撃的だったのが河童*1の伊藤久美子さん。身体のラインが出る着ぐるみが意外とエロ(ry あとのキャストはほとんど一瞬しか出てきません。高野志穂さんに至っては正面からの顔が映らないぐらい。
杉本さんの雰囲気は良かったですね。あの雰囲気が映画を成り立たせている感じ。
お客さんは、10人もいなかったなぁ。公開から日が経っていることを考えると、まぁまぁ入っていた方なのでしょうか。てかシネマ・アンジェリカが遠い（くどい）。
*1:の着ぐるみを着ている人
