MWAVEのずらずららblog

女優やグラビア系などのアイドルが好きな、半端に映画好きです。カメラとかも好きだったり。基本ものぐさです

町田マリー & [[あんじ]] @ 美代子阿佐ヶ谷気分

渋谷のシアター・イメージフォーラムで映画『美代子阿佐ヶ谷気分』を見ました。町田マリーさんとあんじさんキレイ!

映画

どこまでが真実でどこからがフィクションなのかはともかく、不条理さと生々しさ・生活臭さが同居した不思議な作品。取っつきにくいなぁとは思いますが、面白い作品でもあります。主人公・安部愼一さんと美代子さんの、屈折しているようでいて実はありがちな関係性が面白かった。愼一さんの描いていた漫画は「私漫画」な訳ですから、ありがちな話というのは当たり前なのかな。いや、良く考えると難しいなぁと思うんですよ。少なくとも多少はノンフィクションというか現実の世界とリンクしてますから“愼一さんと美代子さんは結婚して子供もいて健在である”っていう大前提があるわけで、そこにどうやって持っていくのかなと思っていたんです。が、予想を大きく上回る波瀾万丈。ありがちっちゃああありがちなんですけどね。オススメです。
ちなみに、主題歌『水のようだ』を歌うスパルタローカルズは、メンバーのうち2人が安倍夫婦の実の息子さんだそうで。iTunesで買ってしまいました。

水のようだ

水のようだ


実は主演の水橋研二さん目当てで見に行きました。水橋さんは良いねぇ。自堕落だったり身勝手だったり唐変木だったり天才だったりする男を見事に演じておられました。本当に水橋さんは素晴らしい。ていうか町田マリーさん演じる(劇中の)美代子がすごいや。本多章一さんや松浦祐也さんの壊れ具合もなかなか。あ、念のためですが、町田さんとあんじさんは脱いでますよ。

舞台挨拶

水橋研二さん、町田マリーさん、本多章一さん、松浦祐也さん、あんじさん、佐野史郎さん、坪田義史監督が登壇。あんじさんがセクシーな格好でドキドキしたのは秘密です。水橋さんが「実在の人物を演じる」ことに悩んでいたというのが興味深かったですね。佐野さんがガロの時代について等々と語って、佐野さんの奥様の話で町田さんが泣き出したのが意外でした。最初のイメージと違って、町田さんって意外と可愛らしかったです。

オマケ

おかげさまで満員御礼。女性が多いのかなと思ったら、意外と?男性もいましたね。劇場を出たら、周りはお客さんだらけ。同じ劇場で公開している『精神』のお客さんもいるのでしょうが。
あと、シアター・イメージフォーラムへの道で迷ったのは秘密です。