渋谷ユーロスペースで映画『渋谷』を見ました。佐津川愛美さんカワイイ！
うだうだと単館系映画っぽくウダウダと孤独やら運命やらがどうのこうのと話している映画でした。手持ちカメラで撮影したんでしょう、画面がグラグラ揺れるのが気持ち悪い。興味深かったのが密室での長回しかな。佐津川さんが薄暗い中ほぼ１人で話し続けるという野心的な試みでした。これで話の内容が良かったら良かったんだけどなぁ。あと、主人公が家出少女に説教したのは非常に違和感を感じました。
やたらと俳優陣が豪華な映画でした。松田美由紀さん、ARATAさん、石田えりさん、大島優子さん、藤井リナさん、西村和彦さん、そして何より佐津川さんですよ。で、使い方がまた贅沢ですよ。松田さんは泣いてるだけだし、ARATAさんは小ネタ要員だし。あ、大島さんは一応それなりに出番ありましたけど、そのためだけに見に行くほどではないと思います。で、主演はスパイダーオルフェノク@仮面ライダー555こと綾野剛さんです。
あと、気になったのが、主人公がカメラマンでエプソンR-D1（か、その後継機）を使っているんですけど、真っ暗な中で外付けファインダーだけ見てシャパシャ撮っているんですね。あんなに綺麗にピント併せて撮れるものなんですかね。ていうか、レンズの前に撮影者の指がはみ出しちゃってるのはどうなんだろう。指が写っちゃうような。
